「その1」で、書きました「猫の腎臓病のための民間療法」
・切り干し大根の煮汁を飲ませる
・ホットパックとツボ押し
のうち、今回は「その2」で、「ホットパック」についてです♪
(切り干し大根については、こちらをどうぞ♪↓
「猫の慢性腎臓病」少しでも進行を遅らせるための民間療法~その1)
ホットパックは、「カイロ」を使って、猫ちゃんの身体、ツボを温める、
いわば「温熱療法」ですね。
「温熱療法」は、がん治療でも行われていますが、
「冷え」は人にとっても、動物にとっても「大敵」ですから、
「中からは切り干し大根で」「外からはホットパックで」温めれば、
ダブルで効果倍増なんじゃないか・・・?!
と、藁にもすがる思いで、実行しております。
そして、「その1」でもお伝えした通り、
うちのお二方には、身体に合ったようで、とても元気になり、快適にすすごしているので、
同じように、腎臓や泌尿器の病気になってしまった猫ちゃんにも、
元気になってもらえたらいいな・・・と、そう思っております♪
私が使っているのは、動画でご紹介されている、ホットタオルでも、ゆたぽんでもなく、
「桐灰 あずきのチカラ」という、電子レンジで温めて繰り返し使える、小豆の入ったカイロです。
ホットタオルって、美容でも使ったことがありますが、
温める手間がめんどうで、つい、億劫になってしまうんですよね・・・冷めるのも早いし・・・
ってことで、ドラッグストアをうろついて、見つけたので買って来ました。
目元用は、背中に沿わせて、おなか用は、腎臓のツボのあるおしりに、当てています♪
*背中にある腎臓のツボ(腎兪(じんゆ)と、命門(めいもん))
熱すぎて、低温やけどをしてはいけないので、
時々、カイロと身体のあいだに手を入れて、温度を確認して、
くれぐれも、やけどには、注意してあげてくださいね!
少しずらしたりしながら、30秒から40秒あたためて、
背骨に沿って、ツボ押ししていき、またカイロを乗せてあたためて・・・
を、数回、くりかえします。
このツボ押しの「ツボ」が、本の図解を見ても、よく分からないので・・・
*後ろ足にある腎臓のツボ(太谿(たいけい)と復溜(ふくりゅう))
脚と背中を、マッサージ&気持ちよさそうにするところを押す・・・にしています(苦笑)
背中には、背骨に沿って、いろんなところのツボがある・・といいますし、
身体に良いことは確かだろう・・・!と・・・
実際、気持ちいいらしく、マッサージとツボ押しをすると、
「ゴロゴロぐるぐる」言っています♪
腎臓とからだを温めるはたらきについて
腎臓は「肝腎要め(かんじんかなめ)」の「腎」なわけで、
命のみなもとを、貯めているところ。
腎臓は、体温があがりすぎないように見張っていて、
かつ、からだをほどよく温めるはたらきもしているので、
この、ほどよい体温を維持して、臓器が正しくはたらくためには、
腎臓が、しっかり!はたらいてくれないといけません。
腎臓の働きが十分でないと、水分が身体全体にいきわたらなくなってしまい、
胸やお腹に、水分がとじこめられてしまいます。
水分が、お腹で冷たい水になってしまうと、
嘔吐や下痢をおこす、もとになります。
腎臓の、この身体の体温を調節してくれるはたらきが衰えると、骨盤を温めるはたらきも衰えてしまうので、
腰痛やリウマチを引き起こすもとになります。
我が家では、私が暑がりなのと、お二方も年を取って、暑さがこたえるようになったこともあり、
この夏は、割と低めにエアコンをきかせた部屋にいる事が多かったです。
部屋には、フェザーベッドに毛布を敷いていたり、
ムートンラグを敷いていて、そこで寝られるようにしていましたが、
ニコラスの血尿に、身体を温める切り干し大根と、ホットパックに効果があったことをみても、やはりからだが冷えたのでは・・と思います。
冬場でなくても、夏場の冷えにも注意が必要ですね。反省です。