メリルの腎臓病が分かってから、約3か月。
ニコラスの血尿も同時期だったので、同じく約3か月。
約2カ月前から「生肉食」を開始しています♪
その効果のほどは・・・
・若い頃のような活発さが復活した
・毛艶がよくなり、毛量が増した
・ニコラスに至っては血尿が止まった
若い頃のような活発さが復活した
何より、これがそれまでと違って、はっきりとしている事です。
生肉食にしてから、割とすぐ、数日から1週間くらいで、
「遊んで!」と、しょっちゅう、せがむようになりました。
特にメリルが・・
15歳で、慢性腎臓病のステージ2
と診断された子が・・です!
生肉をあげ始めた当初、まだホットパックもしておらず、
切り干し大根もあげていませんでしたから、
おそらく、この「元気に活発になった」のは
生肉食にしたからだと思います。
メリルは特に、
「トンボのじゃれぶん」の猫じゃらしが大好きで、
猫じゃらしが入ったかごを倒して、
じゃれぶんを取り出し、
「にゃああ~!!」と、ご要求w
脚が悪いのに、
お構いなしでグルグル走りまわリます↓
↑コレを、5~6回連続でやって、
脚が疲れてへたり込み、
また「さあ!じゃれぶんを振って!!」
と要求する・・・を、5~10分繰り返してます・・・
無理になっていないか、
いつも、脚と身体が心配になるのですが、
毎日要求するので、どうやら大丈夫な様子。
おかげで、足腰に筋肉がつき、
下半身がかなりしっかりしてきました♪
体重は3.7Kgから3.8Kgに増加です!
毛艶がよくなり、毛量が増した
猫も高齢になると、毛艶が悪くなり、
毛量も減ってきてしまいます。
メリルは特に15歳とあって、
「だいぶ、毛艶が悪くなったし、
若い頃に比べて毛量が減ったなあ・・・」
と、思っていたのですが・・・
現在、フッサフサ!!です♪
毛が退色して、色もだいぶ薄くなっていたのですが、
濃さが戻って来まして、
大変、気持ちの良い!手触りになりました♪
ひとつ、弊害といたしましては・・・
元気すぎて、しょちゅう「遊んでくれ・・!」
とせがまれるため、
パソコン作業がぜんぜん・・!
はかどらない事です・・・汗
これは、
嬉しい悲鳴なので・・・♪
今も、猫じゃらしの入ったかごを、手で引っ掻いて、
倒そうとしながら、鳴き続けているので、
(すでに10分、
フルに猫じゃらしは振りまくったのですが・・・
作業を中断して、
お相手をさせて頂かないといけませんね!(笑)
猫の腎臓病の治療として大切なことは、
「水分量の摂取をふやすこと」
これは、良く言われていることで、
猫ちゃんが腎臓病だ・・・とわかったときに、
動物病院で、必ず言われますよね。
でも、療法食とはいっても、
ドライフードを食べて、のどが渇いて
お水をがぶ飲みしているのであれば、
十分な水分は、ドライフードに
持っていかれてしまっていることになります。
人間で言うと、
クッキーをたくさん食べると、
口の中の水分が、全部クッキーに持っていかれてしまい、
ものすごく、水分がほしくなりますよね。
つまり、
・ドライフードをあげていると、脱水症状になりやすい
それを知って、あらてめて「そうだよね・・!」
と、思ったので、うちでは、
「ドライフードを止めました」
ただ、その日の気分で、
あまり生肉を食べない事もあるので、
お気に入りのロイヤルカナンのレトルトパウチを混ぜ、
(療法食のパウチと
腎臓に配慮した高齢猫用のパウチを交互に)
ドライフードは、サプリメントやトッピング的に、
少量のみ、ときどき、混ぜてあげています。
(メリルはロイヤルカナン(腎臓サポート)のドライフードしか食べないので、
ロイヤルカナンで。
ニコラスは、和漢のみらいのキャットフードもあげています。)
また、腎臓病の子には、タンパク質を制限しないといけない・・・
と、よく言われますが、
腎不全による尿毒症って、
身体に必要のないタンパク質を分解するときに
おこるので、
必要な量のタンパク質であれば、
毒性は生まれないんです。
「猫は肉食動物」ですが、
猫が必要とするアミノ酸は、
肉に含まれている為、
大豆や穀物などの、タンパク質ではなく、
「肉からとることが必要」です。
ですので、大切な事は、
・十分なタンパク質を「肉」で与える事
です。
腎不全の猫に、
タンパク質制限をすることには、
専門家の間でも、いろんな考えがあるのですが、
健康な猫に、タンパク質制限を行った結果、
腎不全をふせぐことができた・・という実証はなく、
また、腎臓病の猫が、タンパク質制限によって、
病気の進行を予防できたという、実証もない
んです。
そして猫は、もともと
「高タンパク質が必要な生き物」なので、
タンパク質を制限する・・・と言っても、
そんなに多く、制限はできないんですね。
これらのことから、うちでは、
「生肉で、質のいいタンパク質」を摂らせることにしました。
猫に限らずですが、
腎臓は、一度悪くなると、良くなることはなく、
現在の医学での治療は、
「対処療法」しかありません。(研究段階のAIMについては、
別記事で書きます。)
ですので、
「良いと言われる事で、自分が納得したこと」は、
いろいろ試してみてあげよう!
実践してやろう・・・!と、思っています。
・猫はもともと肉食
・野生の状態を考えれば、生肉を食べる事は自然
・自然の状態を続ければ、活発さが戻る
生肉食に関しても、
治療効果などに、科学的な根拠はありません。
でも、タンパク質制限や、療法食でも、
治療効果に、実証や科学的根拠があるわけではないんです。
もともとの猫の生態を考えると、
「より自然に近い食事や生活」にしてあげたほうが、
健康になるのでは・・・
と、そう思います。
何より猫達が、ご機嫌よく、
元気に過ごしてくれていることが、嬉しいですね♪
皆さまのお家の猫ちゃんも、
活発さが戻りますように♪
生肉食の作り方はこちら♪